脱・白黒思考

仕事辞めたニートが人生を見つめ直します。

生き方を見つめなおす

思えば、子供の頃からその傾向がありました。

白黒思考や完璧主義といわれる考え方に苦しんでいました。

記憶がはっきりと残っているのは小学4年生くらいからで

そのころから、周りの目を気にしたり、こうあるべきといった”べき思考”の土台が 徐々に形成されて、気づけば20代の自分を今でも苦しめ続けています。

学生時代は、それでもなんとかやり過ごせていたと思います。 基本的には、嫌なことからは目を背けて見ていないふりをしたり 無理だと思うことからは、すぐに逃げて傷つかないように徹したり

その上で、社会的な評価に関わりそうな部分は最低限こなすことを意識していました。

大学受験だったり、就職活動だったり。 決して高望みはしないで、平均くらいとか平均ちょい下くらいで 必死に努力することはしてこなかったと思います。

社会人になってからも、新人の間はそれほど大変じゃなかったと思います。

人の顔色を伺うというか、相手がどんなことを求めていそうなのかを 想像するのは昔から得意だったので、手のかからない新人ってのが 周りからの評価でした。

新人の期間も終わり、自分が担当する仕事が増え、人をまとめたり 顧客とやりとりをしたり、つまりなんでも自分でやらなきゃいけない状況に なってきたあたりで心への負担が増えていきました。

自分ではどうしようもできないことがこんなにもあるんだなと絶望しました。 今までたいていのことは、なんとかできたし、もしくは完全に無理なことからは 最初から逃げていたので、本気でどうしていいか分からない状況になったのは 初めてでした。

若いうちに失敗や挫折を経験しておいたほうがいい、というのはその通りです。

毎日やらなきゃいけない業務がありすぎて、それも消化する間もなく 次のやらなきゃいけないことがでてきて、プロジェクトメンバーへの 質疑対応や業務量の調整や全体スケジュールの調整などなど 完全にキャパシティーオーバーでした。

次第に何かを考えようとすると頭がぼーっとしてきて、思考することができなくなっていました。

そして、完璧主義の性格も相まってうまくできない自分が本当に本当に受け入れられなくて 周りからの目もつらくて、結局逃げるように会社を辞めました。

辞める時は、体のいい言い訳をいろいろと並べましたが、 本当にただ逃げたいだけでした。

今は辞めて数か月たちますが、これからの生き方について 見つめなおし、ここに記していきたいと思います。